2016年11月20日 Raspberry Pi 設定あれこれ(MPD編)
Music Player Daemonです。
音はRaspberry Piから出てきますが、操作はWindowsPCやスマホからできるようになります。
・インストール
% sudo apt-get install mpd mpc
・起動
% sudo service mpd start
・各種設定
/etc/mpd.conf
の下記のコメントを外す。
auto_update "yes" mixer_type "software" # optional
auto_update → データファイルを置いたときに自動的にリストが更新されるようにする。
mixer_type → ソフト側で制御できるようにしておく。
・データディレクトリをリンク
・データディレクトリをリンク
% cd /var/lib/mpd/music % sudo ln -s /mnt/hdd1/mp3/ .
基本的に音楽データは /var/lib/mpd/music の下に置きます。
直接置くか、リンクするかはどちらでも良いです。
・再起動
% sudo service mpd start
無事、MPDサーバが起動できたら、WindowsのGMPC(Gnome Music Player Client)や、
AndroidのDoroidMPDあたり接続して、リモート制御することができます。
・USB-DACの設定
RaspberryPiの内蔵音源は音が悪いので、外付けのUSB-DACを使いたいところですが、
USBに挿しただけでは使えません。
% cat /proc/asound/cards
で、USB-DACが認識されていることと、優先度が低いこと(内蔵音源の方が高いこと)を確認
USB-DACを優先させるために、設定を変更します。
方法はいろいろあるようですが、内蔵音源が不要であれば殺してしまったほうが早そうです。
/boot/config.txt
の下記の部分をコメントアウト
# Enable audio (loads snd_bcm2835) #dtparam=audio=on
ちなみに、ネットで検索してみたところ、
/etc/asound.conf を修正する方法や、
/usr/share/alsa/alsa.conf を修正する方法や、
/etc/modprobe.d/alsa-base.conf を修正する方法
が見つかりましたが、どれもうまくいきませんでした・・・。
(やり方がまずかったのかもしれませんが)
ということで、一番確実な内蔵音源を殺すという方法で対処しています。
一度リブートしてみて、USB-DACが認識されていて音が出てくれば、設定完了です。
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