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NOROMA CLUB -日記-

2021年03月28日  Jetson Nano 再インストール

最近全然有効活用できていない、うちのJetson Nano。
SSDで簡易NASと、1日1円稼ぐマイニングマシーンです(笑)。

ちょっと時間があったので、まっさらな状態から再インストールしてみました。

再インストールしてみて気付いたこと・・・。
てっきり、Ubuntu 20.04になると思っていたのですが、NVIDIAの純正環境は今でも18.04のままでした。
自前でゴリゴリやれば20.04にも上げれるようですが、別にそこまでやるモチベーションもないですし(笑)

あと、以前いろいろ苦労した(諦めた)Wi-Fiドングルの「tp-link Archer T2U Nano」ですが、
今試すとすんなり接続できるようになっていました。
最近はずっと有線LAN接続しか使ってなかったんですが、いつの間にかドライバが対応していたんでしょうか。
(Wi-FiだとTeratermの接続が不安定なのと、NASの転送用にはギガビットイーサの方が良かったので)

今回再インストールしようと思った理由の一つに、
32GBのSDカードだと容量がカツカツだったというのがありました。
そこで、余っていた64GBのSDカードに置き換えたのですが、今見るとものすごいスカスカです。
Filesystem      Size  Used Avail Use% Mounted on
/dev/mmcblk0p1   59G   15G   42G  26% /
ROSとかOpenCVとか、いろいろ入れていたので、そのあたりが重かったのかな。。。

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2020年05月24日  JetsonNanoでNAS

昨年、研修の勉強としてROSを使うために買ったJetsonNanoです。
2月で研修が終わってからほとんど使っていなかったので、
NASにでもしてみようかと思ってみました。

HDDケースは、昨日ドスパラで買ってきた\800ぐらいの安いケース。
玄人志向のGW2.5CR-U3という、安いですがUSB3.0に対応しています。
以前から使っているRaspberryPi3のNASでも同じものを使っています。

SSDはcrucialのCT240BX500SSD1JP。
1月頃に、安かったのでなんとなく買ってみて、
古いノートPC(VersaPro VB-B)に換装していたものです。
最近、Let's Note(CF-SZ5)を買ったのもあって、
VersaProの方は使い道がますますなくなったので、SSDを取り外して流用です。

JetsonNanoにSambaを入れて、適当に設定して、Windowsから使えるようにしました。
基本的な設定方法は、以前RaspberyPiで設定したのと同じです。
(ちなみに過去の記事はこのあたりを参照)

CrystalDiskMarkで測定するとこんな感じです。
120MB/sなので、1Gbイーサの限界近くまで出ていますね。
一昔前のHDDぐらいですね。

ちなみに、有線LANを切って、WiFiの場合はこんな感じです。
ドングルが2.4GHz帯用とはいえ、150Mbpsでは接続されているようですが、
実際には56Mbpsぐらいしか出ていないようです。

今まで使っていた、RasberryPi3のNASはこんな感じです。
RasberryPi3は有線LANでも100Mbpsしか対応しておらず、そこで頭打ちでした。

やっぱり、1Gbイーサ+USB3.0だとだいぶ変わるみたいです。
RasberryPi4に置き換えも考えたのですが、
よく考えるとJetsonNanoが有効活用できそうなので、個人的にはこれで良さそう。

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2019年11月03日  JetsonNano WiFi問題の続き

先週からいろいろトラブルが起きているJetsonNanoのWiFi問題の続きです。
いろいろ意味不明なことが起きているので、なにが正解なのか、
解決したのかどうかもよくわからないのですが、とりあえず覚書をいくつか。

とりあえず、新しいWiFiドングルを買ってきました。
近所のヤマダ電機で\850ぐらいの「ELECOM WDC-150SU2M」です。
先日の「tp-link Archer T2U Nano」の件があったので、
JetsonNanoのドライバで対応しているのか不明でしたが、すんなり認識してくれました。
やっぱり2.4GHzの方が無難ということでしょうか・・・?
どの製品も、パッケージにはLinuxへの対応状況なんて書かれていないし、選ぶの難しすぎます(笑)


ちなみに、先週壊れたと思っていた古いWiFiドングル(BUFFALO WLI-UC-GNM)も、
ダメ元で再度繋いでみるとなぜか使えるようになっていたり。
先週は何度やっても認識しなくなっていたんですけど・・・。

さらに、先週から代替で使っていたもうひとつ古いWiFiドングル(PLANEX GW-USNano2)は、
リモート接続で作業していたら、頻繁に接続が切れて使い物にならなかったり。
ちょっと意味不明な現象がいろいろ起きています。

家にあるWiFiドングルたち。
どれも同じような形なので、一目では見分け付きませんけど(笑)

古い製品が多いので参考にならないかもしれませんが、まとめるとこんな感じです。
メーカ型番チップセットドライバ対応
PLANEX GW-USNano2 Realtek RTL8188CUS 自動認識
BUFFALO WLI-UC-GNM Ralink(現Mediatek?) RT8070 自動認識
ELECOM WDC-150SU2M Realtek RTL8188EU 自動認識
tp-link Archer T2U Nano Realtek RTL8812AU?? ドライバ準備必要
(ドライバを入れても接続できず)
 

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2019年10月25日  JetsonNanoとWiFiドングル

JetsonNanoで使っていたWiFiドングルが、先日突然死んでしまいました。
まあ、数年前にラズパイ(初代)用に買った物を流用していたので、純粋に寿命かもしれませんが。

代わりに選んだのは、「tp-link Archer T2U Nano」です。
WiFiでリモート接続しているとちょっと遅いので、
せっかくなら5GHz対応版が良いかと思い、Amazonで\1500ぐらいの一番安そうなやつです。
評判もそんなに悪くなさそうだったし・・・。

と軽い感じで選んでしまいましたが、
実はLinuxには標準対応していないという、思わぬトラップがありました(汗)

これまでラズパイでも何種類かWiFiを使ってきましたが、
いつもすぐ認識してくれていたので、今どき非対応のデバイスが存在するとは・・・(笑)

ちなみに、標準ドライバでは対応していないようですが、
自分でドライバをインストール(というかコンパイルから)すれば
一応使えるようなので試してみました。
まあ、結果的には上手くいかなかったのですが・・・(笑)

以下、手順メモです。
% git clone https://github.com/abperiasamy/rtl8812AU_8821AU_linux

Makefile の下記部分を編集(プラットフォームを選択)
CONFIG_PLATFORM_I386_PC = n
CONFIG_PLATFORM_ARM_JET_NANO = y

% sudo apt-get install dkms
% sudo make -f Makefile.dkms install

ここまでできたら、一応再起動。

ここまで設定すると、iwconfig でデバイスが認識できるようになりました。
ただ、アクセスポイント(親機)に接続しようとすると、なぜか認証に失敗してしまいます。

Windows10のPCで試したみると普通に使えるので、初期不良品とかではなさそうなのと、
JetsonNanoでも使えている人はいるようなので、なにか設定が抜けているのか、相性の問題なのか。
いろいろ試してみましたが、結局原因わからずです。


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2019年09月08日  Jetson Nano用ケース

Jetson Nano用ケースをAmazonで注文して届いていたのですが、
時間がなくて放置していてようやく組み立ててみました。
本来はアクリルのクリアケースなのですが、
保護シールを貼ったままでも段ボール風でちょっといい感じ。

付属していたファンは、なぜか12V仕様。
Jetson Nanoのファン制御は5Vのはずですが、一応動きました。
ただし、3PINだとスピード調整できないみたい。

ちなみに、体感的には風量がほとんどなかったので、
本当に効果があるのかどうか、念のためざっくり測定してみました。

無負荷時高負荷時
ファン無し吸気排気ファン無し吸気排気
AO 49℃ 38℃ 43℃ 88℃ 67℃ 71℃
CPU 44℃ 33℃ 38℃ 79℃ 58℃ 62℃
GPU 43℃ 32℃ 37℃ 77℃ 57℃ 61℃
PLL 40℃ 30℃ 34℃ 73℃ 52℃ 56℃
thermal 43℃ 32℃ 37℃ 78℃ 57℃ 61℃

意外と効果はありますね。
効率的には吸気方向の方が良さそうですが、
ファンの構造的に考えて、排気方向で取り付けておきました。
(吸気方向だと羽が外側に来るので)

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2019年08月31日  Jetson Nanoを買ってみた

誘惑に負けて、「NVIDIA Jetson Nano 開発者キット」を買ってみました。

ラズパイより一回り大きくて、大きな放熱板がなんかかっこいいです(笑)

とりあえず、UbuntuとROSを入れてみました。
と、その前にリモートデスクトップやらVNCの設定に一苦労。
ネットの情報を元のいろいろ触っていたら、なにかの拍子で設定変わって接続できなくなったり。

しかも、リモートデスクトップは動作がもっさりしていて許容できないレベル。
VNCは少しだけマシでギリギリ我慢できるレベル。
コマンド操作だけならCygwinかTeratermでSSH接続の方が良さそうです。

大きめの放熱板が付いていますが、
コンパイルとかを連続処理をしていると、放熱板がかなり熱くなるようです。
高性能モードだと固まってしまうことが何度か発生しました。
別売りのファンも付けないと厳しいのかもしれないです。
そもそも、ケースも調達しないと、さすがに剥き出しは危険だし。

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