R163を東の方へ走らせていて、長野トンネルの旧道が気になって行ってみました。
トンネルの手前100mぐらいまで来たら、車で走れないぐらい荒れてるし・・・(笑)
旧トンネルはフェンスで完全に封鎖されていて、その手前には倒木がゴロゴロ。
雨の日だからか、ここでも緑が綺麗で、ちょっと神秘的。
トンネルの手前には記念碑があったり。
お地蔵さんがあったり。訪れてくる人いるのかな・・・。
ほぼ誰も来ないのに、残ったままの観光看板がちょっと悲しげ。
ちなみに、現在の長野トンネルはこんな感じ。
完成は2008年だそうです。
たしかに、けっこう最近まで旧道を走っていたイメージだったので。
それだけに、旧道の荒れっぷりが軽くショックです。
旧トンネルは通り抜けできないので、津市側からも回り込んでみました。
左側のバリケードされている方が旧国道。
手前の広場にあった案内板。
トンネルの歴史とか、旧道の経路とか。
なんて親切なの、と思ってしまった(笑)
もしかしたらちょっとした観光スポットなのかも。
徒歩でバリケードを越えて旧トンネルへ。
ちなみに、旧トンネルが完成したのは昭和14年頃だそうです。
そのわりには2車線幅で十分広いというか、てっきり昭和30年代かと思ってました。
言われてみれば、文字も右から書かれていました。
もうひとつ、案内板で気になっていた明治のトンネル。
山の方へ登って行けば痕跡あるのかな、と思っていたら、
これまたすごく親切な看板発見(笑)
山道を徒歩3分ぐらいで、ものすごく立派なトンネルに辿り着きました。
明治時代なので、おそらく徒歩用のトンネルだと思うのですが、
鉄道用のトンネルをイメージするぐらい立派で広いトンネル。
想像以上の立派さにちょっとびっくり。
中はこんな感じ。
フェンスがあってあって奥には入れないようです。
というか、水浸しで一歩も入れない状態でしたが(笑)
ちなみに、ここまでの親切さを踏まえると、
フェンスがわざわざトンネルの中にあるのも、
表から目立たせないようにするための配慮なのかもしれませんね。