数年ぶりに国道168号線で十津川の方まで行ってみると、
天辻峠を越えた坂本地区に新しい橋ができていました。
できたといっても、まだ開通はしていませんが。
完成イメージはこんな感じで、新しい橋からトンネルに繋がるようです。
現道の橋は「大塔橋」。
川の名前は「天の川」だそうです。
「あまのがわ」ではなく「てんのかわ」みたいですが(上流は天川村だし)。
おそらく猿谷ダムができた昭和30年頃の橋ではないかと。
橋を渡ると、大型車が苦労しそうなイメージのある交差点。
ちょうど偶然、八木新宮特急がやって来ました。
思っていたよりスッと通過していきましたが。
新しい道は、現道の上を越えてトンネルに入っていくようです。
昭和31年竣工の小さなトンネルで、他の区間がいろいろ整備された現在では、
五條から来るとこのあたりが最初のボトルネックになります。
トンネルの反対側はどこかな、と探していると、だいぶ先にありました。
こちら側にも完成イメージの看板がありました。
クネっと曲がった仮設道路のような道は、恒久的にこのまま使われるようです。
こちらはだいぶ工事が進んでいるようで、工期は令和4年10月だそうです。
意外と早くて、あと1年ほどで完成でしょうか。
さて天辻側に戻って、天辻峠の下も、
坂本地区から宗川野の方まで抜けるトンネルが計画されているとか。
新しい橋を渡って、この辺りからズドンと長大トンネルが掘られるはず・・・。
経路的には、五新線のトンネルを連想してしまいますが、
こんな小さな単線仕様のトンネルを転用できるわけもないので、
さすがに新しく掘るはずですが。